1.
「なぁ、ロイ、最近香水臭くねぇ?」
「……そうかな?前と変わらないと思うけど」
「絶対臭くなってる!俺の鼻が言ってるから間違いねぇし」
「エドワードは香水臭いのはいや?」
「いやー。なんか嫌な大人って感じがする(顔しかめて)」
「あはは、君は本当に可愛いね。じゃ付けるの止めようか?」
「……止めなくても良いよ、別に。だって、一個くらい嫌いなところがないとさ、ロイ好きすぎて歯止め効かなくなっちゃうじゃん」
「エド…(ぎゅっ)」
「だーかーらー。臭いって」
「臭いが気にならなくなる方法を教えてあげようか?」
「そんなんあるの?でも俺、すげぇ鼻きくよ?」
「人間、自分の臭いは意外と気にならないものだからね。私の臭いが君に移ってしまえば、香水も気にならなくなるよ」
「うわ、どーやって移す気なの?ロイのエッチー(きゃっきゃっ)」
「さぁ、どうやって移そうかな(いちゃいちゃ)」
「……消臭剤、頭から振り掛ければ良いんじゃないかな」(弟)
2.
「エドワード、そういえばほっぺたが丸くなった?」
「んー、そっかなぁ、最近家に籠もってレポートばっかしてたし…暑いからってジュースばっか飲んじゃってたからなぁ」
「糖分摂りすぎは良くないよ?ほら、ぷにぷにする」
「もー!やめろってロイったら…アンタだって充分顔四角いじゃん」
「失敬な。四角いんではなくて骨太なんだよ。」
「一緒じゃん・もー。」
「四角い私の顔は嫌いなの?」
「嫌いじゃねぇよ、だってロイも顔の丸い俺、嫌いじゃないだろ?」
「……まぁね」
「ロイ……!」
「エド……!」
「僕は顔の丸いエドワードさんも、顔の四角いマスタングさんも嫌ですよ」(ハイデリヒ様曰く)
3.
「迷子の迷子のヘソ毛くん〜貴方のお家はどこですか♪(もっと下だよ!)」
「……………」
「なまえーを聞いたらヘソ毛くん おうちーを聞いたら田舎町♪にゃんにゃんにゃにゃーん にゃんにゃんにゃにゃーん♪」
「…………兄さん」
「なーいてばかりいるヘソ毛くん♪」
「に・い・さん!」
「脇のおまわ…なに、アル?」
「なにその歌。しかもなにそのセルフ相の手」
「なにって…替え歌。みてみてアルー!ここに立派なヘソ毛が…!」
「…………ライターで燃やしていい?」
「え、」
4.
「ちょっとそこ座れ馬鹿兄」
「………はい」
「お願いだから、家で大きい声で下品な替え歌歌うの止めてくれないかな」
「だって、だってな、アル、見ろよこの立派なヘソ毛…こいつきっと、ちょっと生える場所間違っちゃったんだって!ほんとはもうちょっと下に生えたか」
「こら兄」
「すみません反省してます」
「ハイデリヒさんの前で同じ歌歌えたら許すけど」
「な、む、無理だって!」
「……なんで」
「だってハイデリヒ格好良いだろ!!」
「(またこのヲチかよ…!)」
5.
真理:ないわぁ、ほんまないわ…
真理の門:どしたん、なんか真理ちゃん落ち込んでるみたいやけど
真理の扉:いやねぇ、こないだ金髪の可愛い子がここきたのに、うちが間違えて扉開けちゃって逃がしちゃってんよ。
門:あら、また捕まえられへんかったん。
扉:そうやねん、ごめんなぁ、おばちゃんが余計な事しちゃったから。
門:ええやんなぁ、きっとまた通るって。去年はうちの方も来てんけどあかんかったんよー、えらい速い機械に乗ってたから。ぴょぴょぴょって行っちゃって。
扉:あんときも頑張って手伸ばしてたのになぁ。大丈夫やって、次捕まえられるって!
門:でもあんたんとこ、もう一人は捕まえてなかったっけ?
扉:二人揃えたいねんなぁ、真理ちゃんは。
門:大丈夫やって、きっとまた来るやん。次頑張りぃ、な!
真理:ちゃんと次は扉締めといてよー。あかんで、勝手に開けちゃったら。おばちゃんでもゆるさへんで。
扉:あー、真理ちゃん怖いわぁ、あんま怒らんといてなー。
門:ほんまや、しっかりしてやって言うとかなな
がりがりアル:………兄さんがなんか、間違って家に入ってきた蝶々みたいな扱いされてる…
門がアニメで、扉が原作だったよね?
6.
「アルー!みてみて、アルフォンスのDVD出るんだって!ほら、買わなきゃ!」
「……………………」
「予約ってできんのかなー、金ためとかなきゃ!」
「………………………」
「アルー?アルー?っておまえどしたんだよそんな口への字に結んで!」
「…………(絶対喋るもんか…!)」
オチがわかってるから(食傷気味)
7.4人で食事
「でな、アルフォンスはすげぇんだぜ、今度DVD出るし映画も出るし連ドラも出るし本も出すんだったよな?」
「ええ、出たら買ってくださいね」
「読む読む、当たり前じゃん!映画も見に行くし」
「でもホラーですよ?」
ホラーだって平気だって!あ、アルどした、さっきから無言で。」
「…………別に。兄さんさっきからハイデリヒさんとばっかしゃべってるし」
「あー、アル、俺がハイデリヒばっか褒めるから拗ねてんだな?しゃーねーなー、アルも格好良いって!な?」
「……全然嬉しくない」
「えー、ったく我が儘っこだな!ロイもアル格好良いって思うよなぁ?」
「うん、アルフォンスくんもハイデリヒくんも格好良いし素敵だね。あ、エドワード、口の端にご飯粒付いてるよ」
『…………………』
「え、マジで?ロイ、取ってー」
「はいはい」
『…………………………』
(なんか、この人に言われたらすごく敗北感あるのってなんでだろう…)
(なんだかんだいいつつエドワードさんの隣ちゃっかりキープしてるし抜け目ないし隙ないし)
((勝てる気がしない…))
8.
「兄さん見てみて、押し入れ整理してたら昔のアルバム出てきたよ」
「よくそんなもん掘りだしてきたな…とっくになくなったと思ってたけど。見せて。」
「父さんが何でもかんでも重ねてるから、一番下の方に埋もれてた。あ、この兄さんかわいー」
「アルも可愛いじゃん、俺キュンキュンしちゃう」
「僕も、小さい兄さん可愛いから、なんか食べちゃいたい」
「…………………」
「どしたの兄さん。人の顔凝視しすぎ」
「だって食べたいとかおまえが言うとなんか、ほら、いかがわしい」
「うん、だっていかがわしいもん」
「………………………(俺はさすがに小さいアルではぬけない)」
変態度は弟の方が上で。
9.
「へぇ、アルバムなんて初めて見せて貰うね。」
「このまえアルが見付けたんだよ。これとか、俺がまだ3つとか」
「エドワードはもうこの頃からかわいいねぇ(にこにこ)」
「もー、ロイったら照れるだろ!」
「キモい遣り取り止めて2人とも。ビデオもあるけど見ます?」
「是非とも!(うきうき)」
「(うわキモい……)」
自分のことは棚に上げる弟。
10.
「…………アルってさ」
「うん」
「足長いよな」
「そうかな、ありがと。背が高いからじゃない?」
「そっか」
「うん」
「………………足、持てあましすぎだよな」
「は?」
「ちょっと長いからってさ、足余ってンじゃねぇの。ほら、こんな足なんか組んじゃって」
「足くらい兄さんだって組むでしょ」
「長すぎて持てあましてんだろ」
「兄さんなに、その酔っぱらいみたいな絡み方」
「ちょっと長いからって調子乗ってさぼってんじゃねぇぞ、もっと足全体を使え!!」
「………(ほんとわけ分かんない……!)」