Act3☆おでこにニキビが出来てしまったエド…
そのニキビを潰そうとアルとマスタングは立ち上がった!
エドはニキビを死守することができるのか!?


「や、やめろ二人とも!!お、落ち着いてくれ!」
怯えるように後ずさりながら、エドは半ば叫ぶように言った。
そんなエドをじりじりと部屋の隅においつめていくのは、彼の弟アルと上官マスタングだ。
「鋼の、ちょっとこちらへ来なさい…私と熱い抱擁をしよう!」
「だめだよ兄さん、こんな変態エロ親父の言うこと聞いちゃ!それより僕の胸へレッツダイビング!!」
「どっちも怪しいから嫌だ!!!」
両の手をわきわきと動かしながら奇妙な足取りで歩み寄ってくる二人に、エドはどうしていいのかわからない。
それに二人とも、実はエドの顔など見てはいないのだ。
二人がその麻薬中毒者のようなうつろな瞳で捉えている視線の先にあるのは、エドの額のニキビだった。真っ赤で小さい、ニキビ。まごうことなきニキビ。
「鋼の…!」
「兄さん…!」
二人はどうもそのニキビを潰してしまいたいらしい。
「やめろっ寄るな!ニキビ潰したら俺の綺麗な卵肌に痕が残っちまうだろ!!」
エドは、ニキビを手で覆い隠した。
「大丈夫だよ、ニキビの痕くらい僕は気にしないよ。そこも含めて全て愛していくよ!包み込んで見せるよ!」
「私も……いや、私はそれ以上だよ鋼の!たとえ君の身体が全身ニキビまみれになっても愛してるよ!アクネ菌と戦う覚悟は出来ている!!」
「やめろ戦うな!肌が焼ける!!」
半泣きで叫ぶエドに、マスタングはやれやれとため息をついた。
「頑固だね、君は。」
「兄さん、大丈夫だよ!不能の錬金術師なんかに兄さんは渡さない!!」
「不能ではない!無能だ!せめて無能止まりにしてくれ!!」
「どっちにしろだめじゃねーかよ…」



だんだん短くなっている気が……(滝汗)